20代でプログラミングはもう遅いか？
天才的なプログラマーになるには10代でプログラマーになってないともう遅い。
そう言われることが稀に有ります。マークザッカーバーグがプログラミングをはじめたのは10歳であったりTwitterの創業者ジャック・ドーシーは13歳でプログラミングを始めました。
日本だとRubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんは中学3年生でプログラミングをはじめたそうです。
私は中学校3年生の頃からプログラミングしています。BASICという昔のプログラミング言語でプログラムを始めたのですが、機能が制約されているのでフラストレーションを感じたんですね。
まつもとゆきひろの履歴書｜仕事中にこっそり作ったRubyが世界を驚かせるまで
またプログラミングの世界で天才と言われる人は学生のときに結果を出していることが多いです。そういった人をみるとたしかにプログラミングで大きな結果を出すには10歳からプログラミングを始めていないと遅いと感じてしまうことがあると思います。
けれど20代からプログラミングを始めてプログラミングの世界に対して大きな成果を残した人は多いので気にしないで大丈夫です。
Ruby on Railsの作者であるDavid Heinemeier Hanssonがプログラミングを初めたのは24歳のころでした。Ruby on RailsとはメジャーなWEBフレームワークでそれ以外の多くのWEBフレームワークに対して大きな影響を与えました。
David Heinemeier HanssonがRuby on Railsをリリースしたのはプログラミングを学び始めてから2年後の26歳のときでした。プログラミングを学び始めてからWEB業界の歴史に名前を刻むようなフレームワークを作ったのは驚きですが才能があるのであれば20代からプログラミングをはじめて遅いことはないです。
ちなみに天才プログラマーではなく普通に仕事として始める場合はどうか？という疑問はあるとは思いますが20代からであれば大半の人はプログラミングを仕事にして活躍することはできるので問題ないです。
大学卒業後に新卒でプログラミングに関する仕事をしてなくても未経験からプログラマーになった人はここ最近増えています。今はIT人材不足なので全然、20代でプログラミング未経験からでもプログラマーになれます。
30代でプログラミングはもう遅いか？
30代からプログラミング未経験での転職は難しいでしょ
30代からプログラミングを学んで転職するのはもう遅いと思われる方は中にはいますが全然そんなことはないです。35歳定年説何かと言われることはありますがそれも昔のはなしです。
ただし30代から新しくプログラミングを学び始めて転職するとなると難易度が少し高くなるので注意が必要です。具体的には次の記事を参考にしてください。ちゃんと正しく転職活動させすれば30代であっても転職は可能なので安心してください。
40代でプログラミングはもう遅いか？
プログラミングを学ぶという観点だと40代でも新しい技術をキャッチアップして活躍されている方は多いのでそんなことはありません。
ただしプログラミング未経験で40代からITエンジニア転職となると、かなり難易度は高いのはたしかです。将来的には少子高齢化とIT業界の人材不足によって40代での転職は簡単になる可能性はありますが今のところは20〜30代でないと転職することは難しいです。
ただし副業や趣味としてはじめるといった意味ではもう遅いということはなく学ぼうと思った瞬間がベストタイミングです。クラウドソーシングで在宅ワークのような場合だと年齢よりもセンスやスキルが物を言うため年齢関係なく案件をとることができます。
具体期な学習方法に付いては以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。転職成功率も0ではないので40代未経験からの転職についても解説しています。
50代以降でプログラミングはもう遅いか？
これもそんなことはありません。プログラミングはいつから学んでも習得できます。
60代でプログラミングを学び始めてアプリ開発できるようになった若宮正子さんという方がいます。
AppleのCEOティム・クックから招待されて国連でスピーチしたことでも話題になりました。
このような例は若宮さんだけではなく鈴木富司さんという方も74歳からアプリ開発をはじめています。
つまりいくら歳をとったとしても諦めなければ新しい技術を学ぶことは可能です。歳を理由に諦める必要はないので学びたいと思ったときにはじめてみることをおすすめします。
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